どうしたら高く買ってもらえるの?
誰でも、自分のレコードを少しでも高く買い取ってもらいたい、と思うのは当然のこと。今回は買取業者目線で見た、買取価格を上乗せしたくなるポイントをお伝えします。
私たち買取業者は、レコードを査定する際、基本的に以下のポイントを見て価格を決めていきます。
レコードの状態:
一番の評価ポイントは、やはりレコード自体の状態です。レコードに傷がある、反っている、というだけで評価が下がります。ある意味、レコードの”状態”というのは、あなた自身で今から変えることはできませんが、たとえばホコリ、とかは市販のクリーナーなどで落とし、きれいにすることは可能です。ホコリを落とすだけでも、評価額が上がる可能性はあります。
ジャケットの状態、付属品の有無:
ジャケットの状態も、レコードの状態に次いで大きな評価の対象となります。ジャケットが裂けている、汚れ、シミがあるというのはマイナスポイントです。言い換えれば、きれいなジャケットであれば、それだけで評価額が上がるということですね。また、付属品・・・特に日本盤には、インサートと言われるライナーノーツ、帯などの有無、状態も大きな評価ポイントです。付属品は決して捨てたりしないようにしましょう。
レコードの保存状態:
ジャズレコードを多くもっておられたオーナー様は、レコードを買ってから30年以上保管してきた、という方がほとんどです。ジャケットの保護袋、レコードを保管するレコード袋も、へたって、ひどい場合にはカビている、ということもあります。そのような状態で買取されると、当然ながら評価も低くなります。できるなら、保護袋も取り替えてあげるといいでしょう。
もちろん、レコード自体の希少価値が、評価額に一番大きく反映されますが、ここでは、あくまでも一般論として、レコード自体の買取価格を左右するポイントについて話をしてみました。
ぜひ参考にしてくださいね。